「日本美術に見る動物の姿」展


2019年6月2日―8月18日

ナショナル・ギャラリー・オブ・アート、ワシントンD.C.、アメリカ


Art work on the wall: Takashi Murakami "In the Land of the Dead, Stepping on the Tail of a Rainbow"
© 2014 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
Photo by Rob Shelley courtesy The National Gallery of Art, Washington DC

Photo by Rob Shelley courtesy The National Gallery of Art, Washington DC

Photo by Rob Shelley courtesy The National Gallery of Art, Washington DC

Photo by Rob Shelley courtesy The National Gallery of Art, Washington DC

Art work on the wall: Takashi Murakami "In the Land of the Dead, Stepping on the Tail of a Rainbow"
© 2014 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
Photo by Rob Shelley courtesy The National Gallery of Art, Washington DC

古墳時代から動物や自然と共生してきた日本では、動物は人間の友として、また時には人間を超える超自然の力として、さまざまな形で造形美術や文学の重要な主題となってきた。親しみあふれる日本の動物表現を楽しんでもらうとともに、動物が芸術表現上これほど主要な地位を占める日本文化の特徴や背景を探求していく展覧会。
本展は、8つのテーマ───<古代日本><十二支><宗教:仏教、禅、神道><伝説と民間伝承><侍の世界><自然の研究><自然の世界:陸、空、河、海の生き物><遊びの世界>───で構成され、5世紀から現在までの17世紀にまたがる作品が、絵画、彫刻、漆芸、陶芸、金工、七宝、木版画、染織、写真など様々なメディアを横断しながら時代・ジャンルを超えて展開していく。日米から貴重な作品300点以上を展示。日本からは7点の重要文化財をはじめ、これまでほとんど日本から持ち出されることがなかった作品約170点が展示される。
建築家イオ・ミン・ペイが設計した東館の展示会場は1600平方メートルに及ぶ。その最後の一室に、モンキーやスワロー、スターフィッシュなど動植物に因んだISSEY MIYAKEのプリーツ作品8点と白い鳩の意味を持つ「コロンブ」3点が展示されている。

国際交流基金とナショナル・ギャラリー・オブ・アート、ロサンゼルス・カウンティ美術館が共催する本展は、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートでの展示終了後、ロサンゼルス・カウンティ美術館に巡回する(2019年9月22日~12月8日)。

出展作品:
計11点(「コロンブ」3体はロサンゼルス・カウンティ美術館に巡回)
「シカーダ・プリーツ」ISSEY MIYAKE 1989春夏(1988年作)
「バード・プリーツ」ISSEY MIYAKE 1989春夏(1988年作)
「クロウ・プリーツ」ISSEY MIYAKE 1989秋冬(1989年作)
「フラワー・プリーツ」ISSEY MIYAKE 1990春夏(1989年作)
「葉っぱプリーツ」ISSEY MIYAKE 1990春夏(1989年作)
「モンキー・プリーツ」ISSEY MIYAKE 1991春夏(1990年作)
「スワロー・プリーツ」ISSEY MIYAKE 1999秋冬(1999年作)
「スターフィッシュ」ISSEY MIYAKE 1999秋冬(1999年作)
「コロンブ」ISSEY MIYAKE 1991春夏(1990年作)

関連リンク:
ナショナル・ギャラリー・オブ・アート
独立行政法人国際交流基金
ロサンゼルス・カウンティ美術館

© THE MIYAKE ISSEY FOUNDATION

著作権等