「日本美術に見る動物の姿」展


2019年9月22日―12月8日

ロサンゼルス・カウンティ美術館、ロサンゼルス、アメリカ


Installation photograph, Every Living Thing: Animals in Japanese Art
at the Los Angeles County Museum of Art, September 22, 2019 - December 08, 2019, photo © Museum Associates/ LACMA

Installation photograph, Every Living Thing: Animals in Japanese Art
at the Los Angeles County Museum of Art, September 22, 2019 - December 08, 2019, photo © Museum Associates/ LACMA

国際交流基金とナショナル・ギャラリー・オブ・アート、ロサンゼルス・カウンティ美術館が共催する「日本美術に見る動物の姿」展が、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートでの展示(2019年6月2日~8月18日)を経て、ロサンゼルス・カウンティ美術館にて開催される。ロサンゼルスでの展覧会は、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートで展示された作品の一部に、ロサンゼルス・カウンティ美術館の所蔵品を加え、再構成された内容となる。

古墳時代から動物や自然と共生してきた日本では、動物は人間の友として、また時には人間を超える超自然の力として、さまざまな形で造形美術や文学の重要な主題となってきた。親しみあふれる日本の動物表現を楽しんでもらうとともに、動物が芸術表現上これほど主要な地位を占める日本文化の特徴や背景を探求していく展覧会。<十二支><自然の生き物><宗教><伝説と民間伝承><遊びの世界>などのテーマに沿って、6世紀から現在までの16世紀にまたがる作品が、絵画、彫刻、漆芸、陶芸、金工、七宝、木版画、染織、写真など様々なメディアを横断しながら時代・ジャンルを超えて展開していく。
ISSEY MIYAKEからは、ハサミを用いずに熱でモノフィラメント素材を裁断し、針と糸を使わず造形されたドレス「コロンブ」(フランス語で白い鳩)より、異なるかたちの3点を出展している。

出展作品:
「コロンブ」ISSEY MIYAKE 1991春夏(1990年作)3点

関連リンク:
独立行政法人国際交流基金
ロサンゼルス・カウンティ美術館
ナショナル・ギャラリー・オブ・アート

© THE MIYAKE ISSEY FOUNDATION

著作権等