「ジャポニスムの150年」展


2018年11月15日 ― 2019年3月3日

パリ装飾美術館、フランス


© Ikko Tanaka / licensed by DNPartcom
Photo: © Manabu Matsunaga

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19世紀末後半から今日までの150年にわたる日仏両国間の芸術的関係性に焦点を当てた展覧会。1864年の創設以来、フランスにおける日本芸術の保存および紹介を先導してきたパリ装飾美術館にて開催される。同館が所蔵する10,000点を数える日本美術品から厳選された作品を中心に、日本から貸し出された作品、日本の影響を受けて欧州で制作された作品を加えた約1,400点で構成。美術工芸作品からプロダクトデザイン、グラフィックデザイン、衣服デザインなど幅広いジャンルや時代の作品が含まれる。

本展は、歴史的背景を振り返る年表から始まり、〈発見者〉〈自然〉〈時間〉〈動き〉〈革新〉という5つのテーマに沿って、3フロア計2000㎡を超える展示会場に展開していく。建築家ジャン・ヌーヴェルにより、歴史的建造物の痕跡を残しつつも、新たな展示室へと模様替えされた3階で紹介される最後のテーマが〈革新〉。その一室に、IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE「NIHON BUYO」と「BOKUGI」が、そのデザインの基となる田中一光のポスター《Nihon Buyo》(1981年、パリ装飾美術館蔵)と《The New Spirit of Japanese Design: Print》(1987年、同館蔵)、《舞踏花伝 #2》(1996年、DNP文化振興財団蔵)とともに展示されている。その他、〈動き〉に《コロンブ》と《PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE Guest Artist Series No.1 森村泰昌》が、〈発見者〉には1988年に同館にて開催された展覧会「ISSEY MIYAKE A ŪN」ポスターが、装飾美術館の収蔵品より出展されている。

本展は、2019年2月までパリを中心にフランスにおいて開催されている文化芸術事業『ジャポニズム 2018:響きあう魂』の公式企画の一つとして、国際交流基金とパリ装飾美術館の共催で開催されている。

出展作品:
「NIHON BUYO」IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE、2015
「BOKUGI」IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE、2016

パリ装飾美術館収蔵品からの出展作品:
《PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE Guest Artist Series No.1 森村泰昌》1996/1996秋冬
《コロンブ》ISSEY MIYAKE、1990/1991春夏
「ISSEY MIYAKE A ŪN」ポスター、1988、AD: 田中一光、写真: Irving Penn

関連リンク:
ジャポニスム150年展
パリ装飾美術館

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