アーヴィング・ペン写真展「ダオメ」 1967年
2004年8月21日 — 9月26日
日本民藝館
写真家アーヴィング・ペンが雑誌『VOGUE』の仕事で1967年に訪れた西アフリカのダホメ(1990 — ベナン共和国)で出会い、撮影したが未発表であった作品「土偶レグバ像」を中心に、そこに暮らす人々を撮らえた作品を加えて構成された写真展の日本での巡回展を企画。この展覧会の空間として三宅一生が選んだのが、日常の美を掲げる日本民藝館。同館との共同企画展として実現した。館の入り口から写真展示室までのアプローチには、周辺諸国を含めた西アフリカの生活の道具が展示され、暮らしの美が息づく空間と「ダオメ」のこころが共鳴した、日本民藝館では初の試みとなる写真展となった。