「レクイエム 猫と肖像と一人の画家」


2024年9月14日―12月15日

横尾忠則現代美術館

Installation view of “Requiem: Cats, Portraits, and Yokoo Tadanori” (2024)
Photo: Kazuo Fukunaga
Courtesy of Yokoo Tadanori Museum of Contemporary Art

Installation view of “Requiem: Cats, Portraits, and Yokoo Tadanori” (2024)
Photo: Kazuo Fukunaga
Courtesy of Yokoo Tadanori Museum of Contemporary Art

Installation view of “Requiem: Cats, Portraits, and Yokoo Tadanori” (2024)
Photo: Kazuo Fukunaga
Courtesy of Yokoo Tadanori Museum of Contemporary Art

美術家 横尾忠則は、創作を通じて多くの人々と関わってきた。ジャンルを横断したその交友関係は、彼自身の作品にも反映されている。本展覧会は、横尾が見送ってきた親しい人々、そして愛猫に想いを馳せ、その肖像画や関連資料などを紹介する。

展覧会では、親交のあった人々のひとりとして三宅一生が紹介される。三宅は、1970年代より横尾と深い交友関係を結んできた。特に、1977年秋冬コレクション以降、ISSEY MIYAKEコレクションの招待状デザインを横尾が手がけており、それは現在まで継続している。今回は、横尾によるコレクション招待状とその原画を中心とした資料が展示される。

展示作品のうち、2019年秋冬コレクションの招待状、及び後にそれをモティーフに制作された「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE」のジャケットを1点展示協力している。

2020年より開始した「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE」は、横尾とのコラボレーションにより、彼の作品を一枚の布のなかに再構築し、A-POCの更なる可能性を追求するプロジェクトで、展示作品はコレクション招待状のデザインをデニムジャケットに展開したものである。

出展作品:
「ISSEY MIYAKE 2019年秋冬コレクション」招待状(デザイン:横尾忠則)、2019年
《TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE 1》ジャケット、2021年

関連リンク:
横尾忠則現代美術館

© THE MIYAKE ISSEY FOUNDATION

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