カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展―美と芸術をめぐる対話
2024年6月12日―7月28日
東京国立博物館 表慶館
カルティエが日本に最初のブティックを開いてから50周年を記念した展覧会。カルティエと日本とを結ぶ様々な関係に光をあてる。左右対称の構造をなす東京国立博物館表慶館を会場に、右翼ではカルティエのジュエリー・コレクションを、そして左翼ではカルティエ現代美術財団とゆかりのある日本人アーティスト15名の作品を展示する。
三宅一生は、1998年にカルティエ現代美術財団の招聘を受けて、パリの同財団で展覧会「ISSEY MIYAKE: Making Things」を開催した。2000年には、同財団にてA-POC 04及び草間彌生とのコラボレーション作品《Dots Obsession》をデモンストレーション形式で発表した他、その後も2014年に同財団の30周年を記念した展覧会「Mémoires Vives」に参加するなど、カルティエ現代美術財団と深い関わりがある。
今回は、1998年の展覧会で展示した作品のなかから3点の作品を展示協力している。また、会場では、上記の展覧会を含めた過去のカルティエ現代美術財団の活動も映像などで紹介される。
出展作品:
《フライング・ソーサー》ISSEY MIYAKE 1994年春夏コレクション
《PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE ゲスト・アーティスト・シリーズ No. 1 森村泰昌》1996年
《ジャスト・ビフォー》ISSEY MIYAKE 1998年春夏コレクション
関連リンク:
東京国立博物館
カルティエ・ジャパン