高松宮殿下記念世界文化賞20周年
Art of Our Time
2008年9月27日 ー 11月9日
上野の森美術館、東京
高松宮殿下記念世界文化賞20周年を記念して、絵画・彫刻部門の歴代受賞者の作品を一堂に集めた展覧会。三宅一生の作品は「立体造形芸術を柔軟に見れば、この部門での受賞に何ら違和感はない」と評され、2005年に彫刻部門で受賞。通常の服づくりに必要な、ハサミ、針、糸を使わずに、平面の布を立体的な服につくりあげた「コロンブ」(1990年)を、かたちにする前のカットされた布地と、制作プロセスを紹介するアニメーション映像とともに展示。
高松宮殿下記念世界文化賞は「世界の文化・芸術の普及・向上に広く寄与する」ことを目的として1989年に創設され、絵画、彫刻、建築、音楽、演劇、映像の5部門で著しい業績をあげている芸術家を毎年顕彰している。