21_21 DESIGN SIGHT
三宅一生が寄稿した「造ろうデザインミュージアム」(朝日新聞2003年1月28日)には大きな反響があり、賛同するたくさんの声が寄せられた。そして2007年3月、多くの方々の協力をいただき、その礎となるべく、新たなデザインの活動拠点として、「21_21 DESIGN SIGHT」が誕生した。公益財団法人三宅一生デザイン文化財団はその創設より携わり、三宅一生、佐藤卓、深澤直人の3人のデザイナーがディレクターに、加えてアソシエイトディレクターに川上典李子が就任し、デザインの視点からさまざまな発信、提案を行ってきた。三宅一生を創立者とする21_21 DESIGN SIGHTは、2014年にはその活動が「デザインの多視点を提示」したとして「2014 毎日デザイン賞特別賞」を受賞した。
2017年3月、開館10周年を機に、新たなスペースとなるギャラリー3が誕生した。また、佐藤 卓が館長に就任し、より多角的かつオープンな状況で、デザインと社会の関わりについて探り、問いかける活動を続けている。